この記事は、こんな方におすすめです!
- 顧客との距離感が掴めず、お悩みの方
- リピート客が少なく、固定客を増やしたいと考えている方
- ファン・コミュニティをどうやって作ったらいいのか知りたい方
顧客と友人以上の関係になれるのか?
リピートしない。固定客化しない。問題は、顧客との関係性にあります。
顧客との距離感に問題を抱えている方。穴埋め問題に答えていくだけで、顧客との気持ちがいい距離感を知る方法があります。
本日は、その方法を見ていきます。
【5日目】経歴化の回答を読み返してください
5日目のワークで、あなたの経歴を書き上げたはずです。本日のプログラムの前に、もう一度、今までのワークの回答を読み返してください。
人間関係は、あなたの生き様に関係しているはずです。
悩みの9割は、人間関係
顧客とどんな関係を築きたいか? それを決めて商売をはじめている人は、意外と少ない。どんな商品を売りたい、どのサービスを提供したいかが優先してしまいますが、「顧客とどんな関係を築きたいか」は、実は、もっと重要です。
商売は、どうしても顧客のほうが立場が上と考えがちです。しかし、本来、商売は、売る人と買う人が対等な関係であるべきです。お金を払っているからという理由で、奴隷のように扱われたら、関係を長く続けることはできません。
キャラ設定の最終章として、関係性を見ていきます。悩みの9割は人間関係だと言われるほど、重要なことなのに、関係性を考えない方が多いです。今回、そこにメスを入れます。
あなたのキャラを設定するために、あなたが何の専門家かを明確にして、経歴をまとめてきました。それをベースに、顧客とどのような関係を築きたいかを明文化していきます。ホームページを使って、ファン・コミュニティをつくることが目的なので、いわば、あなたが師匠で、顧客は弟子という関係です。その関係をもう少し深掘りしていきます。
あなたは何の専門家ですか?
サークル・デザイン①
例えば、あなたが、クラフトビールの醸造所の経営者なら、
あなたはこだわりのクラフトビールをつくる専門家です。
あなたが望む顧客との関係が、最高の飲み友達だとします。ビールを愛し、やっぱりクラフトビールには、シカゴ風の極厚ピザだよね。焼きあがるまで30分以上かかるから、その間、スパニッチサラダをつまみにクラフトビールを飲み、NBLを見て、語り合いながらピザを待つ時間が最高。
好きなこと・楽しいことに集まる仲間。顧客とそんな関係を作りたいと思いませんか?
サークル・デザイン②
その関係を崩さないために、しなければいけないことは何ですか?
人間関係は簡単に崩れます。あなたのマメな努力で、友人たちとの人間関係が保たられています。損得抜きで、一緒にるいるのが楽しい。その楽しみのために、あなたがしていることは?
例えば、
・マメに連絡をする
・定期的に会う、会う機会をつくる
・美味しいレシピを考える
・美味しいお店を見つける
・相手の話を聞く、悩み事を解決する
・贈り物をする、祝う
もし、クラフトビールの醸造所なら、
・メルマガやDM、SNSで近況報告をする
・イベントやセールで会う機会をつくる
・ビールに合うおつまみのレシピを教える
・クラフトビールを取り扱うお店を紹介する
・お客様の声を紹介する
・一緒に醸造所めぐりをする
・贈答用の商品を考える
・お祝いのイベントを開催する
など、ファンづくりの行動が決まります。
なんとなく長続きする関係って、実は、ほとんどないんです。
自然に関係を続けることができないので、長続きする努力が、楽しめる仲間と、どう関係を続けるか、しっかり考えましょう。
サークル・デザイン③
いろいろ書いてきました。ここで、もう一度、あなたは、どんなキャラですか?
サークル・デザイン④
サークル化 まとめ
あなたは何の専門家なのか書いてください
あなたが望む顧客との関係を具体的に書いてください
大切な友人との関係を崩さないために、しなければいけないこととは?
今までのワークを振り返って、あなたのキャラを具体的に明文化してください
キャラが決まれば、やることが決まる
あなたのキャラを明文化することができました。そして、あなたのキャラから導き出された、やらなければいけないリストが山のように出来上がったはずです。
今まで、顧客とどう繋がるべきか? 顧客へどのようなメッセージを送らなければいけないのか? わからなくて、悩んでいたのが嘘のようではないでしょうか。
やることが決まれば、あとは行動するだけです。
ホームページやSNSを使えば、簡単に、そして、コストをかけずに顧客と繋がることができます。誰と、どのような関係性で繋がるかが、明確になれば、やることばかりです。ぜひ、自家製ホームページで情報発信をして、ファン・コミュニティをつくってください。
7日目は、いよいよ、販売設計を作り上げていきます。お楽しみに。