この記事は、こんな方におすすめです!
- アクセスがあっても、資料請求、問い合わせがない方
- コンバージョン率が低い原因と今すぐに取り組める改善策を知りたい方
- コンバージョンを増やすコンテンツの作り方を知りたい方
ホームページの問い合わせをどう増やせばいいのか?
アクセスがあっても、問い合わせが増えない。多くの方が悩む問題です。
あなたのホームページは、ユーザーに何をしてもらいたいですか?
- ホワイトペーパーのダウンロード・資料請求
- 問い合わせ
- セミナー・ウェビナーへの登録
- 商品の購入
- 来店予約
何かしら、ユーザーにしてもらいたい行動があるはずです。それを専門用語でコンバージョンと言います。ホームページからのコンバージョンが増えれば、商談の幅が広がります。新規の顧客開拓、売上げに直結するコンバージョン。
では、どのように増やせばいいのか?
コンバージョン率改善のカギは、コンテンツ?!
ホームページの成功に欠かせないものは、何でしょう?
多くの方が悩むこの問いの答えは、「コンテンツ」です。魅力的で質の高いコンテンツがあれば、ホームページへのアクセスを増やし、コンバージョン率を高めることができます。この記事では、企業ホームページの成果を最大化するためのコンテンツ戦略、問い合わせを最大化する戦略について詳しく解説します。
コンテンツとは?
コンテンツとは、ウェブサイト上に表示されるテキスト、画像、動画などで構成された情報の総称です。顧客は、この情報を求めてホームページを訪れます。なので、コンテンツの質や量で、ホームページのアクセス数が大きく変わります。
また、良質なコンテンツは、検索エンジンから評価され、検索結果の上位に表示されるようになります。その結果、アクセス数が増えるという好循環をもたらします。まさに、企業ホームページの成功はコンテンツにかかっています。
コンテンツを変えただけで、注文数が倍
ホームページは、コンテンツの文章表現を少し変えるだけで、反応が大きく変わります
「コンテンツを変えただけで、注文数が倍になった」そんなことが起こります。商品も価格も変更せずに、コンテンツを変えただけで、そんなに変わるの? 少し疑いたくなりますよね。しかし、実際に変わります。
そして、その変更で、赤字の会社が黒字になることもあります。
なんで、赤字の会社を黒字にするほどのインパクトがあるのかって?
それは、コンテンツを変えるだけなので、費用が一切かからないからです。つまり、「売上げが上がった分、まるまる儲け」ということが起こります。
- 体を使って必死に働かなくても
- 胃が痛くなるほど、気を使わなくても
- 大金を広告につぎ込んで、一か八かの勝負に出なくても
売上を上げることができます。
昭和世代としては、額に汗して稼いだお金じゃないとバチが当たりそうで、素直に喜べません。しかし、ネットで商売をするなら、その感覚は捨ててください!
ホームページの神様は細部に宿っていて、気付いた人にだけに報酬を与えてくれる。そんなアマノジャクなところがあるからです。
“お困りごとが、ココで解決できる”と一瞬でわかるようにする
では、コンバージョンさせるポイントを解説します。
ホームページが他の広告と異なるところは、あなたがお客様を探すのではなく、お客様があなたを見つけて、商品を買いにきてくれるということ。それもほぼ無料で。
なので、あなたが、努力することは次の2つ。
1つ目は、インターネット上で、あなたを見つけやすくすること。
あぁ、それって、SEOでしょ。知っていますよ。でも、アクセスは増えるけど、注文が増えないんですよね。意味があまり感じられなかったんですけど。
そんな声が聞こえてきそうです。
この悩み、本当に多いです。なぜか?
それは、これから話す、2つ目の努力をしていないからです。2つ目の努力とは何か?
- 簡単に解決策が見つけられて、
- お困りごとがココで解決できると一瞬でわかるようにする
ということ。
ぜひ、ホームページをチェックしてください。
この2つが整っているホームページはそれほど多くありません。問題は、片方が書いてあっても、片方だけでは効果がゼロだということ。
この2つは足し算ではなく、掛け算です。
お客様は、モンスター級のセッカチ
お客様はとてもセッカチです。
それもモンスター級の。
簡単に見つけられて、一瞬で悩みが解決できるかわからないとすぐに他のページに移ってしまいます。そのため、瞬時にお客様の心ををつかむ「言葉」に全力を注ぐ必要があります。
この「心をつかむ『言葉』」を見つけられるかで、あなたを貧乏にもお金持ちにもします。ただ、こう書くと、
ライターでもないのに、そんな文章は書けないよ
そう思うかもしれません。そう思ったあなた、5分後には、その考えが間違いであることに気づくことでしょう。
なぜ、簡単に書けるようになるのか?
なぜ、簡単に書けるようになると言い切れるのか? 理由はズバリ、ホームページの見出しや文章に、しゃれた言葉が必要ないからです。
例えば、
京都で安いホテルを探しているとします。そして、検索窓に「京都 安い ホテル」と入力します。検索結果として、
「そうだ 京都、行こう。」
「京都でコスパ最強のホテル12選」
の2つが表示されました。あなたは、どちらをクリックしますか?
ネット検索は、目的がはっきりしています。しゃれた見出しやぼんやりした文章はクリックされません。それよりも直感的に理解できる具体的な言葉に目が留まり、クリックします。なので、ベタな言葉のほうが反応が良かったりします。
昭和のモノや情報が限られていた時代は、広告は、ぼんやりとした、かっこいい言葉でも問題はありませんでした。なにせ、顧客と繋がるメディアが少なかったから。
例えば、チラシを見た顧客の心の声をのぞいてみると、
なんだかよくわからないけど、
チラシをまいている会社だから、安心だよね。
広告もオシャレだし。
そんなフワッとした理由で買ってもらえました。平和な時代でした。
しかし、今は違います。
なんだかよくわからないチラシだな。
ネットで調べてみよう。
ホームページも、なんだかよくわからないな。
怪しいな
そう思われてお終い。ジ・エンドです。
顧客とのコミュニケーション手段が増え、キレイな広告に慣れた消費者は、安心や信頼の意味が昔と変わってしまいました。相手に信頼されなければ、財布の紐は結ばれたままです。信頼されるため、顧客が理解できるストレートな言葉で伝えなければなりません。
なので、あなたが、顧客を目の前にして使う、わかりやすい言葉のほうがホームページでは反応が上がります。
コンテンツの文章を書く最も良い方法
コンテンツの文章を書く最も良い方法は、営業している時の会話を録音することです。そして、話している内容を何回か聞いてみることです。
すると、
あ、そう言うことなんですね。
よくわかりました。じゃ、いただこうかな
と、お客様が納得する言葉を、あなたは発しているはずです。
頭の中で商売を考える広告会社には、思い浮かばない“生”のキラーフレーズです。それを、見出しにするのです。
そっか。自分の接客を録音して、そこからフレーズを考えるのか。でも、なんとなく分かったけど、それをどう言葉にすればいいのか、ちょっとモヤモヤするな
その気持ち、よくわかります。
ただ、あまり先を急がないでください。広告会社が作った言葉は顧客に刺さらないこと。実際に話している“生”のセールストークをベースに文章を書いたほうが反応が出るということがわかっただけでも、あなたは、ライバルより一歩先へ行っています。
蟻地獄から抜け出す
なんとなくホームページをリニューアルしたり、ネット広告を出稿したり、SNSで情報発信しても、コンバージョンを得ることは難しいです。
そして、集客に失敗したら、「やっぱり、ホームページ集客はオレには無理」と自己嫌悪に落ちいることになります。
もう、そのアリ地獄を抜け出す一歩手前まできています。
ホームページの問い合わせ数を増やす文章の3つのポイント
では、どのようにコンテンツの文章を書いていくのか、次の3つのポイントに注意して作っていきます。
①ページの役割によって、見出しや文章を変える
ホームページは、それぞれのページに、それぞれの役割があります。
何でもかんでも、セールス一色にしてはいけません。特に気をつけなければいけないのが、セルパとメディパのページです(セルパ・メディパの詳細は、下記をご覧ください)。セールスをするページと、SEOで顧客を集めるメディアのページは、見出しや文章も変える必要があります。
SEOは、お客様が検索するだろう言葉を見出しや文章の中に散りばめていって、Googleに見つけてもらいやすくします。うまくいくと、検索上位に表示されます。しかし、このテクニックをセールスページで使うと失敗します。なぜなら、売るためのページは、まさにセールスマンの言葉にしなければいけないからです。売れる営業マンが必ず守っている鉄則があります。
それは何か?
セールス中は、余計な話しをしないという鉄則です。
余計な言葉を挟むと、顧客の買いたい気持ちは、一気に萎んでしまいます。
買いたい気持ちは、非常に慎重です。すぐに隠れてしまいます。
世間話はめちゃくちゃ得意だけど、まったく売れない営業マンがいます。まさに、自らスキを与えて、買いたい気持ちを萎ませているのです。
売れるセールスマンは、買い物に集中させる天才です。スキを与えずに、購入へ導いていきます。なので、セールスページは、SEOをド無視します。「売ることだけに集中する」ということを覚えておいてください。
②価値をイメージさせる
売れない理由は、明快です。
それは、お金を払うだけの価値を見出せなかったということ。
お客様は何んらかの問題を抱えてネットで解決策を探しています。問題を抱えている人、それも差し迫った問題があればあるほど、その解決策に、お金を払います。
例えば、1円でも安く買いたいという問題を解決したいという人は、いろいろなホームページを比較検討して、その問題を解決できるイメージが持てた会社で購入します。
ただ、安く買いたいと思っていても、価格だけではなく、
- クレジットカードの番号を入力しても安全な会社か?
- 今、注文して、いつ届くのか?
- 保証は付くのか?
- 返品はできるのか?
などを含めた総合評価で、購入先を決めます。値段が少々高くても、総合評価が良ければ、そちらで買います。例えば、ホームページをリニューアルして注文が少ないという問題を解決したい人は、
- どのようなデザインにしてくれるのか?
- どの程度、手間がかかるのか?
- いくらかかるのか?
- どんな実績があるのか?
- 自分の会社に合うのか?
- どのように問い合わせをすればいいのか?
- 本当に成果は出るのか?
いろいろな情報を調べ、精査して、その中で最も問題が解決できそうというイメージを持てた会社で購入します。
なので、お客様に買ってもらうには、1から10まで、しっかり伝える必要があります。ただ、そうなると、どうしても文章が長くなります。こう説明すると必ず、
そんなに長い文章を書いても、お客様は読まないですよ
と、あなたは思うかもしれない。
ただ、本当に「お客様は長い文章を読まない」というのは真実なのでしょうか?
実は、真剣に購入を考えている人は、隅から隅までしっかりと読む傾向があります。あなたの顧客は、文章をしっかり読む人ですか? それとも、ちらっと見て、感覚的に購入を決める人ですか?
営業経験のある方なら、お分かりだと思います。あまり考えない感覚的な人は、契約に至らないケースが多いです。感覚型で、フレンドリーに話しかけてくる、商品をやたらほめる。要注意です。ただ、話しやすいので、営業マンは、どうしても引きずられてしまいます。
興味のある顧客は、長い文章でも隅から隅まで読み込みます。長い文章は読まないというのは、正しい表現ではありません。「つまらなくて、わかりにくい文章は、読まない」ということです。
逆に、役立つ情報であればあるほど、しっかり読み込む。これも、お客様との会話の録音が役に立ちます。対面営業では、1から10までしっかり、説明しているはずです。ホームページも同様。いやそれ以上です。
長文でしっかりと、お客様の問題が解決できることを伝えるようにしましょう。
③いくつかのパターンを試して、結果がでる見出しや文章を見つける
ホームページの見出しや文章は、会議室の議論で決め、決まった後は、ずっと変えないもの。
そう思っていませんか?
そう言えば、トップページのキャッチコピー、前回のリニューアルから、ずっと変えていないな。あれは確か、3年前だったかな、、、
結果が出ているんでしたら、問題はありませんが、もし、結果が出ていないとしたら、今すぐに変えてください。ホームページの見出しや文章は、お客様の反応を見ながら、随時変えていく。結果を出している人は、これを何百回も繰り返しています。
「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ」と叫ぶ、刑事ドラマがありました。私は、こう叫びたい。
「売れる言葉は会議室で見つかるんじゃない! 現場で見つけるんだ」と。
だから、失敗をすることを前提に、自家製のホームページで何度も修正してください。「そっか、適当に試しながら、正解を見つければいいのか」と考えると、気が楽になりましたか?
え、そんないい加減でいいの?
不安になりましたか?
昭和世代は、真面目な人が多いので、極度に失敗を怖がります。あなたは、どうですか?
だって、失敗したら惨めじゃないですか。
ちっちゃな時から、正解主義で育ってきたので、失敗は「悪」って感じがして…
その気持ち、よくわかります。ただ、売れるホームページにするには、顧客に合わせなければいけないんです。
しかし、どんなに顧客目線になろうとしても、顧客になることはできません。どんなに頭で考えても、どんなに議論を重ねても顧客の行動はわからないということです。逆に、どんな言葉であれ、顧客が行動すれば、それが正解です。顧客の行動からしか、正解はわからないのです。
だから、何度も、見出しや文章を変更して、顧客が最も行動する言葉を見つけてください。結果を見て、最も反応が良いものが正解。至って、シンプルな方法で、ホームページを運営します。
だから、ホームページは自分で運営できるようにする。
ホームページを自家製にするメリットがお分かりいただけたと思います。
自家製ホームページは、簡単にできます。どのように作っていくのか「繁盛ホームページ【9日間プログラム】で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。
ホームページの問い合わせを増やす3つ対策とは?【まとめ】
・お困りごとが、ココで解決できると一瞬でわかるようにする
・モンスター級にセッカチなお客様の心を一瞬で掴む
・心を掴むことば、お客様を目の前にして使う、わかりやすい言葉
対策1:セールスするページは、余計な話はしない。セールスに集中する
対策2:価値をとことん伝える。文章が長くても、本気のお客様は読む
対策3:売れる言葉は、お客様が決める。お客様が行動すれば、それが正解
要は、お客様の反応を見ながら、変更して最適化しなければいけないということ。
だから、ホームページは自分でいじれる“自家製”にして、自分で運営しなければ、コンバージョンするホームページをつくることは難しいということです。
ぜひ、ホームページ作りを、趣味の一つにして、情報発信によるファン・コミュニティをつくっていきましょう。