ブログは「見出し」で決まる!読者を惹きつけSEOに強い見出しの作り方

ブログは見出しで決まる読者を惹きつけSEOに強い見出しの作り方

ブログを書きながら見出しを考えていませんか?

集客できるブログは、まず最初に「見出し」から取り掛かるのがセオリーと言われています。なぜなら、見出しが出来てしまえば、ブログ全体の構成が出来たようなものだからです。見出し作りは羅針盤のようなもの。最初に考えることで、

  • 構成が固まっているので、論理的な飛躍がなく、読みやすいブログになる
  • 読者は、見出しを見ただけで、どんな内容の記事かイメージできる
  • SEO対策になる

などの多くのメリットがあります。

私も以前は、ブログを書きながら見出しを考えていました。途中で話の展開に行き詰まり、記事がお蔵入りになったり、話が飛躍して分からないというコメントをもらったこともありました。しかし、見出しをはじめに考えるようになってからは、ブログを書くスピードが格段に上がり、読者の滞在時間も飛躍的に伸びました。今回は、初心者の方向けに、売れるブログの見出し作りのポイントを詳しく解説します。

このコラムを読み終えた頃には、見出し作りのポイント、SEO対策になる見出しの作り方を知って、ブログ作成の効率が良くなっていることでしょう。

概要

ブログ記事の見出しとは?

北街

見出しは、各章のタイトルのようなものです。章の内容を要約し、「この章には、こんなことが書いてありますよ」ということを読者に伝える役割があります。

本も表紙のタイトルで、読むか読まないかを決めます。それと同じように、ブログを読み始めた読者は、見出しを見て、その章を、ざっと流し読みするか、熟読するか、読まないかを決めます。

ブログ記事で見出しは、とても重要な役割を果たします。

WordPressのテーマには、見出しが集まった目次を自動で生成し、表示するもあります。読者は、目次を通して、自分にとって必要な情報があるかを確認し、記事を読み進めるかの判断をします。

見出しの間違った使い方を改善すれば、検索順位や滞在時間を伸ばすことができます。ぜひ、正しい見出しの使い方を知って、読者や検索エンジンに優しいブログにしていきましょう。

6種類の見出し(hタグ)

北街

見出しタグは、「h1」から「h6」までの6種類に分類されています。

「h1」や「h2」のhは、「heading」見出しの略です。そのため、「見出しタグ」と呼ばれています。数字が小さいほど重要度が増します。WordPressのテーマでは見出しタグの重要性に合わせて、デザインが変わる仕様になっているものもあります。デザインを重視して、ルールを無視している人を見受けますが、そのような使い方は避けるべきです。

では、どのようなルールがあるのか、解説していきます。

h1は、タイトル

h1タイトルの役割は、ブログ記事の主題を伝えることにあります。基本的にh1は、タイトルタグと一致をさせます。タイトルタグと同じになるので、文字数は30文字程度で、SEOキーワードを前半に入れるようにします。デザイン的に文字を大きく見せたいと言う理由で、ルールを無視して、何回もh1を使用しないようにしてください。

h2は、章の大見出し

h2は、章ごとに付ける見出しになります。そのため、全体ではなく、その章のテーマを端的に伝える見出しを考えます。20文字前後で、主題との関連性を強めるために関連キーワードや共起語、周辺語を入ると効果的です。

h1とh2は親子関係が成立しています。ここで言う親子関係とは、h1の下にh2①、h2②、h2③と連なっているという関係です。h2の下にh1①、h2②、h3③が連なるような逆の関係になることはありません。

h3は、小見出し

h3は、章の中で分類されている節を端的に伝える見出しになります。ここでも、h2とh3は親子関係が成立しています。h2①の下にh3①、h3②、h3③があり、h2②の下にh3④、h3⑤、h3⑥があるという関係です。h3は、親であるh2の詳細の内容が書かれているという関係です。

尚、h3には、無理にキーワードを入れ込む必要はありません。h3は、ブログ全体のテーマではなく、章の詳細説明のための見出しになります。

h4〜h6は、あまり使わない

h3のさらに詳細情報を伝える見出しが、h4になります。そして、h4のさらに詳細情報を伝える見出しが、h5になります。ただ、一般的なブログで、h4、h5、h6の見出しを使うことはあまりありません。

6種類をすべて使用すると記事構成が複雑になり過ぎてしまうため、h1〜h3までの親子関係をしっかりと設計していくようにしましょう。

章立て、節立ての手順

ブログのテーマが決まったら、章立て、節立てをしていきます。章は、ブログのテーマを大きく区切る役割があります。h1が「ブログのテーマ」とすると、h2が「章」になります。章の下の「節」が、h3になると考えるとわかりやすいです。

章立て、節立ての手順は、まず、伝えたい内容を箇条書きで書き出します。伝えたい内容が出尽くしたら、近しいものをグルーブにまとめていきます。箇条書きが節(h3)になり、節をまとめたグループが章(h2)になります。そして、ある章の節が極端に多く、ある章は節が極端に少ないということがないように、章(h2)毎に、節(h3)の数が均一になるように整理(章分け)していきます。

そして、章立て、節立てができきたら、見出しを付けていきます。

見出しは、ブログのテーマ(h1)>章の見出し(h2)>節の見出し(h3)という順番で内容が深く、抽象的なものから具体的なものになっていく構成になります。

読者を惹きつける見出しの作り方5つのコツ

ブログの見出しの作り方には、コツがあります。具体的なコツは以下になります。

コツ1:見出しは短く

見出しはシンプルで短いほど、読者に伝わりやすくなります。長過ぎると読みづらく、何を伝えたいのかがぼやけてしまうため、短い見出しを心がけましょう。

【見出し例】
× ブログの読者に情報をしっかりと伝えるための見出しを作り方法
○ 読者に伝わる見出しの作り方

コツ2:見出しはキャッチーにする

キャッチーな見出しは、読者の目を引きつける力があります。インパクトのある言葉や興味を引くフレーズを使うようにします。

【見出し例】
× SEOに効果のある見出しの作り方を解説
○【初心者必見】SEOに効く!魅力的な見出し作りの秘訣

コツ3:見出しは曖昧な表現を避ける

見出しは曖昧な表現を避け、誰が見てもすぐに内容が分かるようにします。

【見出し例】
× より良いブログの見出しを考えるためのヒント
○ 読者を惹きつける見出し作り方の5つのコツ

コツ4:見出しで記事の内容がわかるようにする

見出しを見ただけで記事の内容が把握できると、読む・読まないの判断をしやすくなります。記事のテーマを反映させた見出しにするように意識しましょう。

【見出し例】
× 成功するブログの作り方を紹介
○ 読者を惹きつける見出しのつくり方5つのコツ

コツ5:見出しには数字を入れて具体的にする

数字を入れることで具体性が増し、信頼感を与えることができます。リスト形式の記事や段階的な解説記事には、特に効果的です。

【見出し例】
× 見出し作成のコツを紹介
○ クリック率を上げる見出しの作り方3つのコツ

見出しは、具体的で、シンプルで、短く、わかりやすいことが重要です。一度作った見出しは、少なくても1日置いて、再度、上記のリストを使って再考すると、より良いものになります。ぜひ、活用してください。

まとめ

集客できるブログは、まず最初に「見出し作り」から取り掛かるのがセオリーと言われています。なぜなら、見出しを考えるということは、ブログ全体の文章構成を考えることだからです。見出しとは言い換えると、ブログ作成の羅針盤のようなものです。

途中で話に行き詰まるという悩みから解放されるだけではなく、読者にも、検索エンジンにも分かりやすい記事が書けるようになります。ぜひ、チャレンジしてください。

なお、Webライティングを、より深く知りたいという方へ、「繁盛ホームページ9日間プログラム」を用意しています。ぜひ、こちらもチャレンジしてください。

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