「ブログ記事のタイトル何にしよう…」毎回悩んでいませんか?
「どんなタイトルが正しいか自信が持てない」「いつまで経ってもコツがつかめない」「検索結果の上位に表示されない」、ストレスに感じることも多いはず。
アクセス数は、記事タイトルの良し悪しで、大きく変わります。もし、アクセス数を増やしたいとお考えなら、これから紹介するテンプレートを、ぜひ、試してください。テンプレートという参考書を手に入れることで、迷いがなくなり、アクセス数を増やすコツも掴むことができるでしょう。
私も以前は、何の基準もなく、感覚でタイトルを決めていました。そのため、毎回の投稿が一か八かのギャンブルのようで、気が気ではありませんでした。ただ、今は、テンプレートを使っているので、計測しながらPDCAを回し、ギャンブルというよりは投資に近い感覚でタイトルを決めています。
ということで、このコラムでは、アクセスを増やす記事タイトルをどのように書いたら良いのかを詳しく解説し、テンプレートを使って、どんな要素をどんな組み合わせにすると効果が高かまるのかを紹介します。
このコラムを読み終えた頃には、タイトルを考える悩みから解放されて、タイトル作りのコツを掴んでいることでしょう。
ブログの記事タイトルは絶対に手を抜くな!
内容が全く同じブログでも、タイトルが違うと、クリック数で天と地ほどの差が開きます。
ブログの成功は、タイトルの良し悪しで決まると言っても過言ではありません。たった32文字のタイトルですが、ブログのすべての文章と同じくらいの重みがあります。
タイトルが魅力的でなければ、どんなに良いコンテンツでも、クリックされず、見てもらうことができません。
なので、ブログ記事のタイトルは、絶対に手を抜がないようにしましょう。
ブログ記事タイトル 7つのコツ
では、どのようなことに注意してタイトルを決めたら良いのでしょうか? ぜひ、これから紹介する7つのコツを参考にしてください。
- コツ1:検索キーワードは目立つ前半に入れる
- コツ2:記事の内容と関連性のあるタイトルにする
- コツ3:タイトルは全角32文字以内にする
- コツ4:メッセージを1つに絞る
- コツ5:具体的な数字を入れる
- コツ6:タイトルだけでメリットが伝わるようにする
- コツ7:タイトルの表現をライバルより魅力的にする
コツ1:検索キーワードは目立つ前半に入れる
ユーザーは、叶えたい願望や悩み、解決したい問題があって、検索窓にキーワードを打ち込みます。
逆に言えば、叶えたい願望や悩み、解決したい問題を自ら言語化した言葉がキーワードです。
なので、タイトルに自分が入力したキーワードが書かれていれば、「知りたい情報があるかもしれない」と思う可能性が高くなります。なにせ、自分が考えて打ち込んだ言葉なので。
このことからも、キーワードをタイトルに入れる重要性はお分かりいただけると思います。そして、もう一つ重要なポイントがあります。それは、人は検索結果に表示されたタイトルを、ざっとしか見ていないという事実です。一字一句注意深く読んでクリックいている訳ではないのです。
なので、そんな流し読みをしている方でも見落とさないように、キーワードは目立つ位置に配置します。では、目立つ位置とはどこでしょう?
それは、タイトルの前の方です。横書きブログの場合、左上が最も注目される場所になります。
人は左から右に文章を読んでいきます。左にあれば左にあるほど始めに目に入るので、目立ちます。
例えば、タイトルの付け方を知りたくて、「ブログ記事 タイトル 付け方」というキーワードで検索をしたとします。もし、あなたなら、下記のタイトルのどちらを選びますか?
- ブログ記事タイトルの付け方|クリック率UPのコツ&テンプレ7選
- クリック率UPのコツ&テンプレ7選|ブログ記事タイトルの付け方
あきらかに、❶のほうが目に留まるはずです。
もう一度書きますが、ユーザーは、検索結果のタイトルを、ざっとしか見ません。そんな人に目を留めてもらうようにタイトルを目立たせる工夫をしましょう。
コツ2:記事の内容と関連性のあるタイトルにする
当たり前ですが、記事の内容とタイトルに関連性がないと、読み進んでもらえません。
タイトルに期待してアクセスしても、内容がイメージしたものと違うものだったら、読者の信頼を裏切ることになります。
ブログの目的はアクセスを増やすことでもありますが、ブログを読んでもらい、ユーザーと信頼関係を築くことのほうがもっと重要です。引っ掛けるようなタイトルでは、逆に敵を作ってしまいます。
そのようなことがないように、タイトルと内容は一致するようにしましょう。
コツ3:タイトルは全角32文字以内にする
検索結果に表示される記事タイトルは32文字。それを超えると、「・・・」になってしまいます。
検索結果に表示される記事タイトルは32文字。それを超えると、「・・・」になってしまいます。
タイトルが途中で途切れてしまうと、メッセージを上手く伝えることができません。中身がイメージできない記事では読んでもらえません。
例えば、
- ブログ記事タイトルの付け方|クリック率UPのコツ&テンプレ7選
- ブログ記事タイトルの付け方|クリック率を向上させるための7つの・・・
あきらかに❶のほうが、メッセージが伝わります。限られた文字数の中で、どうやって伝わるメッセージにするのか、腕の見せどころです。
コツ4:メッセージを1つに絞る
タイトルは、文字数の制限があります。32文字という短い文字数の中で、伝わるメッセージを作らなければなりません。
親切心で、いろいろな情報をタイトルに入れ込もうとすると、何を伝えたい記事なのかわからなくなってしまいます。一つタイトルには、一つのメッセージに絞るようにしましょう。
例えば、
- ブログ記事タイトルの付け方|クリック率UPのコツ&テンプレ7選
- ブログ記事タイトルの付け方|コンバージョンへ導く7つのコツ
あきらかに❶のほうが、伝えたい内容がわかります。❷はメッセージが2つあるので、どちらを言いたいのか、はっきりしません。
特に、「ブログ タイトル 付け方」というキーワードで検索している人の検索ニーズと一致していないため、混乱してしまいます。
コツ5:具体的な数字を入れる
数字は文字に比べて視覚的に注目を集めやすいです。また、数字を使うことで記事の内容に具体性を持たせることができます。
例えば、
- クリック率を上げるのコツ
- クリック率を上げる7つのコツ
数字が入ることで具体性が出て、目立たせることができています。尚、数字を使う時の注意点は、インパクトのある数字を使うということです。インパクトのある数字として、よく使われるのが、「3」と「7」です。
「3」は、難しいことを分かりやすく伝える時に使います。「ポイントは3つです。1つ目は・・・」という説明はプレゼンでの常套句です。
なので、「クリック率を上げる、たった3つの秘訣」ような使い方をします。
それに対して、「7」は、短期記憶で、記憶に残る上限数と言われています。また、「7」は古今東西を問わず、収まりの良い数字として使われてきました。
七つの大陸、七つの海。七福神、七草粥など馴染みがあるので受け入れやすい傾向があります。また、数字は顧客の反応を見ながら調整していきます。多くしたり、少なくしながら、反応が良い数字にしていきます。
コツ6:タイトルだけでメリットが伝わるようにする
タイトルを読んだだけでメリットが伝わるようにします。メリットとは何か? メリットとは、「利点」「得」と訳されます。他と比較して抜きに出ている点、差別化できる点がメリットになります。
読者は他のタイトルと比較して、何らかのメリットがあると思ったブログを選びます。逆に言えば、メリットがわからなければ、クリックしないということです。
記事を読むとどんなメリットがあるのか、タイトルを見ただけでわかるようにしましょう。
コツ7:タイトルの表現をライバルより魅力的にする
検索結果に表示されるライバルのタイトルより魅力的に映らなければ、クリックされません。少しでも印象的な表現にしなければいけません。
「でも、コピーライターではないので、魅力的なタイトルは書けない」そう思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、魅力的なタイトルを作るのは、実は、センスも才能も必要ありません。これから紹介するテンプレートを使って、言葉を入れ替えるだけで、魅力的なタイトルを作ることができます。
ブログ記事タイトル テンプレート7選
タイトルを魅力的にするテンプレートを7つ紹介します。ぜひ、参考にしてください。
- テンプレート1:「簡単」「初心者向け」「手軽」
- テンプレート2:解決策の提示「方法」「コツ」「テンプレート」「使い方」
- テンプレート3:疑問形で興味を引く
- テンプレート4:読者を限定する
- テンプレート5:ベネフィットを伝える
- テンプレート6:比較・対比
- テンプレート7:徹底解説・まとめ
テンプレート1:「簡単」「初心者向け」「手軽」
誰しも、悩みや課題を「簡単に」解決したいと思っています。
なので、「簡単」「初心者向け」「手軽」という言葉を見ると、どうしても反応をしてしまいます。この言葉をタイトルに入れることで注目を集めることができます。
【初心者必見】簡単!たった3つのテンプレで記事タイトルがプロ仕様に
テンプレート2:解決策の提示「方法」「コツ」「テンプレート」「使い方」
ユーザーは、叶えたい願望や悩み、解決したい問題があって、検索窓にキーワードを打ち込みます。
なので、「方法」「コツ」「テンプレート」「使い方」などの言葉をタイトルに入れて、具体的な解決策を提示します。
ブログ記事タイトルの付け方|クリック率UPコツ&テンプレ7選
テンプレート3:疑問形で興味を引く
あえて疑問形にすることで、記事に興味を持たせることができます。
人は本能的に質問をされると、その答えを探してしまいます。これは、文章でも同じで、疑問形で質問をされると、その答えがどうしても気になってしまいます。
タイトルに秘密あり?なぜ検索結果6位以下でもクリックされるのか?
テンプレート4:読者を限定する
ターゲットを絞ることで、自分のことと思わせることができます。
街中で、「お子様をお連れの方」と声をかけるよりも、「小学校に入学前の男の子をお連れの方」と限定したほうが振り向いてもらえます。同様に、困りごとを限定してアプローチすることで興味を持ってもらうことができます。
インパクトだけで失敗してませんか!タイトル下手なあなたへ朗報です
テンプレート5:ベネフィットを伝える
ユーザーは商品やサービスの機能や利点ではなく、商品やサービスを利用することで得られる価値や利益を買っています。
ベネフィットとは、商品やサービスを利用することで得られる価値や利益のことです。それをタイトルに入れることで、「私もそうなりたい」と興味を持ってもらえます。
集客のプロに聞く!タイトルの悩みをスッキリ解決する方法とは?
テンプレート6:比較・対比
比較や対比をすると、その違いを知りたくなってしまいます。
ロバート キヨサキさんの大ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」。タイトルを見ただけで、その違いを知りたくなります。比較・対比には、パワーがあります。
【必見!】集客できるタイトル vs. 集客できないタイトルの違い
テンプレート7:徹底解説・まとめ
タイパを重視する人にとって、1つのサイトですべてが網羅されている「まとめ記事」は魅力的に映ります。
手っ取り早く、問題を解決したいという方にとって、まとめ記事は魅力的に映ります。タイトルに「まとめ」と書いてあるだけで、自然と目がいってしまいます。
「クリック率が高い記事タイトルの特徴」をまとめてみた
まとめ
アクセス数は、記事タイトルの良し悪しで、大きく変わります。もし、アクセス数を増やしたいのなら、今回紹介したテンプレートを、ぜひ、試してください。テンプレートという参考書があることで迷いがなくなり、タイトルを考えることに集中することができるようになります。
また、それを繰り返すことで、タイトル作りのコツを掴むことができるでしょう。
7つのコツ
- 検索キーワードは目立つ前半に入れる
- 記事の内容と関連性のあるタイトルにする
- タイトルは全角32文字以内にする
- メッセージを1つに絞る
- 具体的な数字を入れる
- タイトルだけでメリットが伝わるようにする
- タイトルの表現をライバルより魅力的にする
7つのテンプレート
- 「簡単」「初心者向け」「手軽」
- 解決策の提示「方法」「コツ」「テンプレート」「使い方」
- 疑問形で興味を引く
- 読者を限定する
- ベネフィットを伝える
- 比較・対比
- 徹底解説・まとめ
毎回、コツとテンプレートを見て検証するだけで、タイトルの質はグッと上がります。ぜひ、参考にしてください。
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