ホームページはフリーランスにとって名刺代わり!
ホームページは、フリーランスにとってビジネスを広げる強力な武器。なぜなら、ホームページはオンライン上の、いわば「デジタル名刺」だからです。
名刺は、顧客に「あなたが何者か」を伝える“自己開示ツール”。名刺を使って、顧客との距離を縮め、関係を深める重要な役割を果たします。ネット上でその役割を担うのがホームページになります。
ホームページは、あなたが「どんな人で」「どんなサービスを提供しているのか」を、24時間休むことなく、顧客に伝えてくれます。それも、ほぼ無料で。
魅力的なホームページを作ることができれば、顧客の興味を引き、信頼関係を築き、行動を促してくれます。そして、検索エンジンやSNSを通じて、広範囲に潜在顧客との新たな接点を引き寄せてくれます。
この記事では、フリーランスの方が、集客力の高いホームページを作るために押さえておかなければいけない基本と、すぐに実践できる3つのコツをわかりやすく解説します。これを読めば、ホームページによって、あなたのビジネスを一歩前進させるヒントを見つけることができるはずです。
集客できるホームページを作るために押さえておくべき3つの基本

名刺があっても、配る相手がいなければ、意味がありません。
「ホームページを作る目的は、人それぞれ」
しかし、多くのフリーランスがホームページに求めるのものは、「集客」ではないでしょうか? ただ、学んだことのない人にとって、集客は、まさにブラックボックス。
どんなにきれいでオシャレなホームページを作ったとしても、見込み客が集まらなければ、目的を達成したことにはなりません。なので、集客することに特化したホームページの作り方の基本を紹介します。
【集客できるHP 基本1】ターゲットが明確:理想の顧客像に集中



ホームページ作りで、最初に取り組まなければいけないことは、「誰に向けて情報を発信するか?」を明確にすること。
理想とする顧客像がぼんやりしていると、メッセージが相手に届きません。せっかくのホームページも効果を発揮しません。
- あなたが助けたいと思う人は、どんな人ですか?
- あなたの商品やサービスを、喉から手が出るほど欲しいと思う人は誰ですか?
- それは、どんな職業、年齢や性別の人でしょうか?
例えば、あなたがフリーランスのデザイナーだとしています。あなたのホームページでは、「デザイン全般に興味がある人」をターゲットにしてメッセージを発信しています。しかし、集客がほとんどありません。なぜなら、具体性に欠けるため、顧客が、あなたに仕事を依頼して良いのか判断がつかないからです。
もし、ターゲットを「個人経営の40代男性のカフェのオーナー」や「小規模工務店の40代二代目女性社長」というように、具体的な理想の顧客像(ペルソナ)を設定したとしたら、集客は、ガラッと変わってきます。
ターゲットを絞り込めば、絞り込むほど、反響は良くなります。そのため、理想の顧客像を明確にします。理想の顧客像を描く際は、以下のポイントを押さえることで具体像が見えてきます。
- 理想の顧客は、どんな課題や悩みを抱えているのか?
- どんなサービスを期待しているのか?
- どんな人生を歩んできて、どのような経緯で今の立場になったのか?


【集客できるHP 基本2】信頼を生むデザイン:第一印象で選ばれるポイント



ユーザーが、ホームページを訪れた瞬間に抱く第一印象は非常に重要です。
あなたのホームページは、このたった数秒の印象で信頼できるか、できないかを判断されてしまいます。では、第一印象で信頼を生むデザインとは、どのようなものでしょう?
信頼を生むデザインは、必ずしも、派手なものでも、オシャレなものでもありません。むしろ、下記のような「基本」を押さえたデザインです。
⑴見やすいレイアウトでユーザーを迷わせない
訪問者が直感的に目的の情報にアクセスできるように、わかりやすいレイアウト、ナビゲーションを配置します。
- シンプルな構成:似たようなタイトルのページが複数あると訪問者は混乱してしまい目的のページに辿り着けなくなる。シンプルな構成に整理する
- 視線誘導:見出しや画像など視覚的な効果を利用して、目的の情報に辿り着けるように誘導する
- 余白の活用:テキストや画像を詰め込み過ぎて読みにくい印象を与えない。適度に余白を作る
⑵プロフェッショナル感を演出する
画像や動画は、第一印象に大きな影響を与えます。服装や見た目を重視して、写真や動画を撮影します。
- 高品質な写真や動画:ぼけた画像やだらしない服装だと、素人っぽく見えてしまう。きちんとした服装で、できればプロのカメラマンに撮影してもらう
- 統一感のあるカラー選び:ブランドイメージに合った基本カラー2〜3色を基調にして、全体のトーンを合わせる。固い職業ならブルー系、元気を全面に出したいなら赤やオレンジなど、色が持つイメージを意識する
- 読みやすいフォント:装飾が強過ぎない、読みやすい文字を選ぶ。明朝体、ゴシック体、どちらをメインのフォントにするかは、同業他社のホームページをチェックして参考にする。
⑶信頼を高めるコンテンツを掲載する
デザインと同様に、プロフェッショナル感が伝わる文章コンテンツを掲載する。
- 実績や事例を掲載:お客様の声、事例集を視覚的にわかりやすく紹介する
- あなたの写真やプロフィールを掲載:「誰がどんなサービスを提供しているのか?」を具体的に伝える
- 資格・受賞歴・取材歴を掲載:自己PRするのではなく、第三者からの評価や資格をアピールする
【集客できるHP 基本3】検索エンジンに見つけてもらう:SEOの基本対策



どれだけ魅力的なホームページを作っても、検索エンジンで上位に表示されなければ、見込み客の目に触れることはありません。
そこで重要になるのが、SEO対策(検索エンジン最適化)です。SEO対策は、あなたのホームページを、検索エンジンに見つけられやすくする対策のこと。難しそうに感じますが、下記のポイントさえ押さえておけば、検索エンジンの掲載順位を高めることができます。
⑴適切なキーワードの選定
ターゲットとする顧客が検索しそうなキーワードを選び、ページのタイトルや見出し、本文に違和感がないように配置します。
例えば、あなたがフリーランスのデザイナーで、「個人経営の40代のカフェのオーナー」に、ホームページを見てもらいたいと考えたとします。その場合、まずは、そのカフェのオーナーが、どんなキーワードを使って検索をするかを想像します。
例えば、そのカフェのオーナーが、若い女性の来店を増やそうと新メニューの開発をしているとします。この時、「インスタ映えすれば、若い女性の来店が増えるはず」と考え、「カフェ」「インスタ映え」「メニュー」というキーワードで検索して、情報やヒントを得るだろうと、あなたは仮説を立てました。
この仮説をもとに、「カフェ」「インスタ映え」「メニュー」というキーワードを、タイトルや見出し、本文に、入れ込んだブログ記事を書くとどうなるでしょうか。このキーワードでの検索結果で上位に表示される可能性が高まります。
このように仮説を立てて、ターゲット顧客が使いそうな適切なキーワードを選んでいきます。
⑵高品質なコンテンツを作成する



検索エンジンは、ユーザーにとって価値あるコンテンツを評価し、検索結果の上位に表示します。
では、ユーザーにとって価値あるコンテンツとは、どのようなコンテンツでしょうか?
それは、ターゲット顧客の悩み事を解決するコンテンツです。ユーザーは悩み事があって、その答えを求めて検索をしています。ユーザーの悩み事を解決する情報を丁寧に解説することで、ユーザーの滞在時間が増えます。滞在時間が長くなると、検索エンジンは価値のあるコンテンツだと評価し、検索順位が上がる可能性が高くなります。
⑶ページの表示速度を最適化する



ページの読み取り速度が遅いと、ユーザーはすぐに他のページを見に行ってしまいます。
検索時のイライラをできるだけ少なくすることを意識します。なぜなら、短時間で離脱するユーザーが多いと、価値のないコンテンツと思われ、検索エンジンの評価が下がってしまうからです。
画像を圧縮するだけでも、表示速度を速くすることができます。ちょっとしたことですが、簡単に改善できます。
集客力が高いホームページ3つのコツ



フリーランスにとってホームページは、理想の顧客を獲得する強力な営業ツールです。
しかし、ただホームページを作るだけでは集客することはできません。集客するには、いくつかのコツがあります。ただ闇雲にコンテンツを増やすのではなく、コツを掴んでから作成するようにしましょう。簡単に実践できるコツを3つ紹介します。
【集客のコツ1】ブログや事例紹介で顧客に価値あるコンテンツを提供する



顧客に価値がある情報を提供することで集客を増やすことができます。では、顧客に価値がある情報とは、どのような情報でしょう?
それは、「具体的な事例」です。
ユーザーは何かしら問題があって、それを解決したくて検索をしています。あなたが提供する商品やサービスは、きっと、その問題を解決するものであるはずです。
なので、ブログや事例紹介で、あなたが解決してきた具体的な事例を紹介します。具体的な事例を数多く発信することで集客力を高めることができます。
ブログで専門知識やノウハウを発信する
ブログは、フリーランスとしてのあなたの専門知識や経験を顧客に伝える場です。例えば、あなたがデザイナーなら、「ブランド力を高めるデザインのコツ」や「名刺デザインのトレンド」という記事を書くことで、見込み客が興味を持ち、「この人の考え方は参考になる」「仕事を頼むならこの人」と思ってもらえるように情報を提供していきます。
事例紹介で具体的な成果を伝える
過去のプロジェクトやクライアントの事例を紹介することで、あなたの信頼度を高めることができます。その際は、プロジェクトのビフォー・アフターの成果や変化を具体的に示すことで、ユーザーに、あなたの専門性や仕事の成果を客観的に知ってもらいます。
【集客のコツ2】わかりやすいCTAを設置する



ホームページに訪れたユーザーを顧客に変えるためには、何か次のアクションを起こしてもらわなければなりません。
ホームページを見るだけではなく、資料請求や問い合わせ、電話など、具体的な行動を起こしてもらう必要があります。そのために重要になるのが、次の行動を促すCTA(Call to Action:行動喚起)です。
CTAとは、まさに「資料請求」「お問い合わせ」「無料相談」「電話連絡」など、次の具体的なアクションを促すボタンやリンクのことです。仕事に結びつけるためには、わかりやすく、魅力的なCTAを設置することがとても重要です。
行動をすることで得るメリットをボタンやリンクに書き添えることで、CTAが魅力的になります。「今すぐお問い合わせ!」「相談は無料!」「実績をもっと見る」など、訪問者がクリックしたくなるようなメリットを書くようにします。
【集客のコツ3】SNSと連携する



ホームページとSNSのコンテンツを効果的に組み合わせることで、集客効果を最大化できます。
ホームページとSNSを連携することによって、より多くの見込み客を集め、問い合わせや契約につなげることができます。
ホームページからSNSへ誘導
SNSでつながることで、継続的な関係を築くことができます。そのため、ホームページからSNSへスムーズに誘導する仕組みを作ることが大切です。
- SNSアイコンの設置:ヘッダーやフッター、記事の末尾などにSNSのアイコンを設置し、簡単にフォローできるようにする
- SNS限定の情報を発信:SNSでのみ発信する特典や情報を用意し、フォローするメリットを伝える
SNSからホームページへ誘導
SNSで得たフォロワーをホームページへ誘導し、具体的な行動(問い合わせや購入)を促します。
- 投稿にリンクを添える:サービスページやブログ記事のリンクを投稿記事に組み込むことで、興味を持ったフォロワーをホームページへ流入させる
- キャンペーンや特典の告知:無料相談や限定キャンペーンの告知をSNSで行い、ホームページへの流入を増やす
ホームページとSNSを連携させた集客導線を作ることで、訪問者があなたのサービスをより深く理解し、最終的な行動につなげる確率を高めることができます。特にフリーランスにとって、ホームページとSNSの相乗効果は集客力を大きく左右する重要なポイントになります。
集客できるフリーランスのホームページに載せるべきコンテンツとは?



集客できるフリーランスのホームページに載せるべき内容は、訪問者の信頼を獲得し、最終的に、資料請求や問い合わせ、契約につなげるためのコンテンツになります。
下記に、最低限ホームページに載せるべきコンテンツと注意事項を記載します。
1.自己紹介・プロフィール
- あなたは誰なのか? 何の専門家なのか?:名前、職業、専門分野、資格を記載する
- ストーリー性を持たせる:これまでの経歴やスキルにストーリー性を持たせ、「なぜ、この仕事をはじめたのか?」「どんな価値を提供しているのか?」という背景を伝える
- 顔写真:逃げも隠れもしないことを顔写真を出す事で証明する。
2.提供するサービス・料金
- 具体的なサービス内容:どのようなサービスを提供しているのか? ターゲットとする顧客が、サービス内容をイメージしやすいように簡潔に、且つ、具体的に説明する
- 料金表やプラン:訪問者が料金の目安を知ることで、問い合わせのハードルを下げることができる。もし、料金をオープンにできない場合は、「お問い合わせください」の一言を添える
- 成果物・サンプル:どのような成果物を提供するのかサンプルを掲載する。言葉ではなく実物で見せる。訪問者はあなたの仕事の質を、実物で判断したいと思っている
3.お客様の声・実績
- お客様の声やレビュー:過去のクライアントからの感想や成果を具体的に掲載することで、信頼性を高める
- 具体的な数値や成果:例えば、「◯◯%の売上アップに貢献」「SNSのフォロワー◯◯人増加」など、具体的な数値で紹介する
4.お問い合わせフォーム
- 入力項目は簡潔に:お問い合わせフォームの入力項目は、できるだけ簡潔にする。名前、連絡先、依頼内容など入力項目を最小限にするのが理想。
- 複数の連絡手段を記載:メールアドレスや電話番号、SNSのリンクを併記して、訪問者に合った連絡方法を選択できるようにする
- 返信の目安を記載:「24時間以内に返信します」など、返信の目安を明記する
5.ブログ・お役立ち記事
- 役立つ情報を発信:ターゲットとなる顧客の悩みや課題を解決する記事をブログやお役立ち記事として配信する。専門性をアピールし、専門家としてのステータスを上げる
- SEO対策:ターゲットが検索しそうなキーワードを意識して、ブログやお役立ち記事を書き、集客につなげる
6.SNSアイコンの設置
- つながることで継続的な接触を図る:SNSアイコンを設置して、ホームページの訪問者をSNSへ誘導する。SNSでつながることで、継続的な接触を図る
- 専門家としての活動をアピールする:活動状況やお客様とのやり取りをSNSで公開することで、普段の仕事ぶりを知ってもらえる。専門家としての仕事を公開することで、信頼感を高めることができる
7.FAQ(よくある質問)
- 訪問者の疑問を解消:例えば「納期はどのくらいですか?」「対応エリアは?」など、ターゲットとする顧客が抱きがちな疑問や質問に答えることで、スムーズに問い合わせにつなげることができる
8.強み・差別化ポイント
- なぜ、あなたに頼むべきなのか:競合と比較して、どのようなメリットがあるのかを記載する。例えば「◯◯歴◯年」「◯◯の業界に特化」「◯◯専門」など、強みや差別化ポイントを伝える
ホームページは自作?外注? どちらもメリット・デメリットがある
フリーランスがホームページを作成する際、「自作」するのか「外注」するのか、悩むポイントになります。それぞれメリットとデメリットがあり、目的や予算、スキルなどに応じて、どちらを選ぶかは人それぞれです。それぞれのメリットとデメリットを具体的に解説します。
「自作」のメリットとデメリット
自作のメリット
- コストを抑えられる:自作すれば、費用は大幅に削減することができます。無料または低価格で利用できるホームページ作成ツールを使えば、ほとんど費用をかけずに作成することが可能
- 自由にカスタマイズできる:自分が変更したい時に、自分のペースで更新することができます。特に、急な変更は外注業者に依頼する必要がないので、スムーズに対応できる
- スキルが身に付く:自作することで、WebデザインやSEO、サイト運営の基礎知識を学ぶことができる。そのノウハウは、自営業者としての一生の財産になる
自作のデメリット
- 完成まで時間がかかる:初心者の場合、操作方法やデザインの勉強に時間がかかり、本業が疎かになる可能性がある
- デザインや機能に限界がある:自由にカスタマイズできないため、テンプレートに合わせる必要がある
- トラブル対応の負荷:トラブルには自分で対処しなければいけない
「外注」のメリットとデメリット
外注のメリット
- プロ品質のデザイン:デザイナーや制作会社に依頼することで、見た目が美しいホームページを作ってもらえる
- 時間を節約できる:外注することで、本業に集中できる
- 技術的なサポートを受けられる:トラブル対応や機能の追加などサポートしてもらえる
外注のデメリット
- 費用がかかる:外注する場合、初期費用だけでなく、運用サポートや更新依頼にも追加コストが発生する
- 修正や変更対応に時間・コストがかかる:修正や変更対応に時間がかかり、依頼するたびにコストがかかる
- 業者選びのリスク:業者選びに間違うと、期待した品質のホームページにならない
「自作」と「外注」どちらを選ぶにしても、それぞれのメリット・デメリットがあります。自分の置かれている状況に合わせて、最適な方法を選ぶしかありません。今は、ノーコードで簡単に作れる作成ツールが多くあるので、「自作」のハードルは、かなり下がりました。
自分のビジネスに合った最適な方法を選ぶことが重要です。
まとめ
集客力の高いホームページを作るためには、ターゲットとなる顧客に刺さるコンテンツを発信し、SNSと連携して集客効果を高め、わかりやすいCTAで行動に促す、ことが重要です。これらのコツを押さえることで集客できるホームページを作ることができます。
フリーランスにとってホームページは、自分自身をブランド化し、理想の顧客とつながるための大切なツールです。ただ作るだけではなく、「どのように活用するか」まで考えることで、効果を最大化できます。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたのビジネスに最適なホームページを作成してください。
なお、ホームページ作成をより深く知りたいという方へ、「繁盛ホームページ9日間プログラム」を用意しています。ぜひ、こちらもチャレンジしてください。

